コスモス南光台デーサービスの玄関のそばには、畳１畳分の広さに相当する展示スペースがあります。
その展示スペースで利用者様の作品を展示させていただいています。
今回紹介するのは、木製の航空機の模型展。
　
木をかんなで削ったりした部品を組み合わせた航空機、そのフォルムや操縦席まで精巧に再現した手仕事。
プラモデルではなく、自身で図面を描き完成まで手掛けた力作たち。

制作された方にお話を伺いますと、お父さんが下駄屋を営まれていたとの事で
木材に親しみやすい環境だったようです。
そして、整備士の仕事をされていたお兄様から航空機のいつもお話を聞かされたいたこともあり、
作り始めたのがきっかけなのだそうです。

１つの機体を完成させるのに3ヶ月ほどかかる航空機が数点展示されています。

全盛時には自宅2階を工作室にして、寝食も忘れて熱中していた、
と懐かしそうに語る利用者様。

　
現在は製作からは退いているとの事ですが、航空機を愛おしそうに眺めるお姿は「航空機の工場長」そのもの。
1機ごとにそれぞれ苦労や思い出、カンナや工具の感触や振動が蘇っているのかもしれません。

「木造航空機模型展」は9月17日までコスモス南光台デイサービス（仙台市泉区松森明神20－1）にて開催中です。
観賞希望の方は、感染予防対策上、予約者優先での対応をしております。
南光台デイサービス「航空機模型展　担当」までお電話（０２２－７７２－６４７０）でご予約をお願いします。
（出入り口は施錠中です。手指消毒、体温・体調の確認などへのご協力をお願い致します）